| YOKOHAMAホイールの鍛造製法へのチャレンジは、まだスタートしたばかりである。AVS MODEL F7がそのファーストモデル。鍛造は鋳造に比べ、強度面ではアドバンテージを持つものの、デザインの再現性ではまだ改善の余地がある。しかし YOKOHAMA鍛造ホイールの目指すところは、いままでの鋳造ホイール同様に妥協のないデザイン性である。その為にはバケツ状の鍛造素材を削りだして造る“削り出し工法”では加工機の能力限界でデザインの制約があり、金型によって順に成型を進めていく“金型鍛造”が自ずと採用された。その上でさらに MODEL F7でいえば、リムフランジ一杯まで伸びたフルフェイス・デザインが最大の特徴であり、その再現のためにYOKOHAMAホイールでは通常より1工程多い、4金型構成で成型される工法を採用している。 |
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鍛造本来の粘り強さを得る為には、鍛造の生命線とも言える“鍛流線”の流れる方向とその密度が重要となる。ディスクのデザインやリムのプロファイルに沿った鍛流線を得られるように工程内でコントロールできることこそ、金型鍛造の最大のメリット。鍛造素材を削り出して作られる、巷に溢れる鍛造製とは性能的に一線を画すものである。YOKOHAMA鍛造ホイールは、鍛造の各工程で鍛流線の流れをコントロールした4金型工法で作られる。後述する回転鍛造工法との組み合わせで、リム部分では粘り強さに有利な鍛流線の流れを実現し、強度が求められるデザイン面ではより強い圧縮が得られるように緻密な計算のもと金型が造られている。
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