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ケーシング剛性トレッド、サイドウォール、ビード各部で構成されるタイヤ断面は容器(ケース)になっています。その剛性をケーシング剛性といいます。またトレッドに加わる路面からの力は各部に伝わり、最終的にはビードベース部で受け止められます。そのためケーシング剛性は、こうした力の伝わり方(応力分布)の解析を伴って使用目的に合わせたバランスの上で設計されています。 |
| ■ハイドロプレーニング現象 | ||||
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| ■スタンディングウェーブ現象 | ||
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自動車が旋回運動(コーナリング)をするとき、タイヤにどんな力が働いて車両の向きを変えるのでしょうか。またコーナリング性能の良いタイヤは、どんな特性を持っているのでしょう。
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遠心力と求心力(コーナリング・フォース) コーナリング中の自動車を、コーナーの外側に押し出そうとする力が遠心力です。確実なコーナリングをするためには、この遠心力に勝る反対方向の力が必要になります。言いかえれば、コーナリング時に遠心力で自動車は外側に押し出されそうになりますが、これをタイヤが路面をグリップしてがんばっている。この路面グリップ力をコーナリング・フォースといいます。 ![]() |
コーナリング・フォース(C.F.) タイヤの接地部の横方向の剛性と摩擦力によって生じる力で、車両の進行方向に対し直角に発生します。 スリップ・アングル(S.A.=横滑り角) タイヤが、コーナリング時に車両(ホイール)の進行方向に対して持つ横滑りの角度です。スリップ・アングルの発生と増加に応じてコーナリング・フォースは増えますが、最大は約10度です。 セルフ・アライニング・トルク(S.A.T.=復元トルク) コーナリング時のタイヤの接地面は、摩擦力によってよじれた形になります。そのため図のようにコーナリング・フォースの働く位置は、接地面中心より後方にずれます。このずれを復元しようとしてタイヤ接地面に働く力をいいます。 コーナリング・パワー(C.P.) スリップ・アングル(単位:deg)の増加とともに増すコーナリング・フォース(単位:kg)の割合(kg/deg)をコーナリング・パワーといいます。コーナリング・パワーが大きいほどハンドルの切れは鋭くなります。 タイヤとコーナリング・フォース/パワー
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タイヤは、できれば真円かつ内部の剛性・寸法・重量分布などがタイヤ全周で均一であることが理想ですが、実際にそのようなタイヤを大量生産することは困難です。タイヤの均一性(ユニフォーミティ)にアンバランスがあると、ハンドルや車体の振動、車室内騒音の発生原因になることがありますので、取付前に修正を行います。タイヤの振動の要因とその測定、修正方法は下記の通りです。
| ※ | 静的アンバランス:1回転面における重量アンバランス。 動的アンバランス:多回転面における重量アンバランス。 |
| ※ | 位相合わせ:タイヤもホイールも全くの真円ではないため、リム組みする時にタイヤ・ホイール各々のアンバランス位置をわざとずらして組むことにより、セットされた状態でのアンバランスを極力少なくする方法です。 |

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走行中のタイヤ騒音(ノイズ)は、タイヤと路面間またはタイヤ自体からの直接音と、タイヤ振動が間接的な原因となって車室内に発生する間接音とに分類されます。なかでも直接音は下記の3種類に分けられ、騒音レベル低減と音質改善の両面で研究が行われています。 ●パターンノイズ トレッドパターンの溝の中の空気が、走行中に圧縮され排出されて発生する音です。(パターン・エアポンピング音) [パターン別の騒音レベル] ラグ>スノーブロック>リブラグ>リブ>ストレートリブ ●ロードノイズ 路面の凹凸を受けてタイヤが振動して車体に伝わって、車内騒音として感じる音です。(パターン加振音や接地摩擦振動音など) ●スキールノイズ 急発進、急ブレーキ、急旋回のときにトレッドと路面間に滑りが生じてトレッドが振動して発生するキィーという音です。
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●タイヤ騒音発生源とその寄与度 (実車だ行時の騒音音エネルギーを100としたときの寄与率) ![]() |
タイヤは、消しゴムが減るように走行中の摩擦力により徐々に摩耗していきます。摩耗(偏摩耗)に影響を及ぼす要因は、タイヤ自体の要因とその他の外的な要因に分けることができます。

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