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タイヤの損傷-3

バースト(ショックまたはカット)

走行中にタイヤが大きなショックやカットを受け、カーカスが破壊する損傷です。損傷の状況は、タイヤの内側から見ると、X字型、T字型、Y字型、L字型、または斜線状に破壊されており、タイヤの外部に外傷のあるものをカットバースト、ないものをショックバーストと呼びます。この損傷はショックまたはカットを受けた瞬間に発生する場合と、一度損傷を受けた部分が、走行中に損傷が促進され、著しい強度低下の状態となって発生する場合があります。

<原因>

タイヤ強度の限界を超えた路面からのショックやカットにより、カーカスを構成している層が切断され、タイヤ内部の高圧空気が瞬間的に吹き出してバーストします。

トレッド・セパレーション(含バースト)

セパレーションとは、タイヤを構成しているゴムとコード、ゴムとゴムの間が剥離する損傷です。トレッドゴムからブレーカー(ベルト)を含むカーカス層までの部位に発生したものをトレッド・セパレーションと呼びます。

空気圧不足または過荷重によるトレッド・セパレーション

ショルダー部に多く発生し、初期には部分的だが全周に至ることもあり、最悪の場合はバーストします。

<原因>

空気圧不足または過荷重のための過度の屈伸。

ヒート・セパレーション(異常発熱)

トレッド・セパレーションのうち、その原因が高熱によるものをヒート・セパレーションと呼びます。ヒート・セパレーションが起こると、

  1. トレッドゴムはスポンジ状、またはベトベトに変質
  2. ナイロンコードは熱で硬化
  3. トレッドゴムにポーラス(孔)ができている

以上のような特徴を示します。

<原因>
  1. 空気圧不足または過荷重による過度の屈伸。
  2. 過度の高速走行。特にトラック・バス用タイヤは、その用途および溝深さで速度能力が大きく異なります。従って、タイヤ選定の誤りによりヒート・セパレーションを起こすことがあります。
カットによるセパレーション

トレッド部に多く発生し、剥離部はトレッドから浮き上がった状態になっているので、指で押すと他の部分より柔らかく感じます。剥離面は発熱による損傷と異なり、滑らかなのが特徴です。

<原因>
  1. 外傷から水・土砂などが侵入しタイヤ内部で接着力を低下させる。
  2. スチールコードのサビの進展。

コード切れ

カーカス部のコードが円周方向に、線上またはのこぎり状に破断している損傷。ショルダー、サイド、ビード部に発生します。

空気圧不足または過荷重によるコード切れ

バイアスタイヤではビード部に多く発生し、コードの破断面はもまれており、タイヤ内部の方が大きく破断しています。ラジアルタイヤではショルダー部からサイド部に発生します。

<原因>

空気圧不足、過荷重による局部的な荷重の集中がもたらすコードの疲労の促進。

ブリーディング*によるコード切れ

ショルダーまたはサイド部のカーカスが円周方向に線状、あるいはのこぎり状に切れる損傷。損傷部には、

  1. タイヤ内部には最も変形した位置(ショルダーからサイド部)にしわがある。
  2. タイヤ内部ではコードが表面に露出し、その近辺のゴムは熱により変質している。
  3. ナイロンコードは熱で硬化している。

のような特徴があります。

<原因>

極端な空気圧不足のための異常発熱および疲労。
* 空気が徐々に漏れること。

引きずり

パンク状態で走行したために生ずる損傷。サイド部が大きく変形しており、タイヤ内部ではカーカスが剥離し、コードがバラけて表面に露出しています。ラジアルタイヤでは、ベルトがはがれたりチェーファー・セパレーションを併発し、その部分のトレッドに斜め方向のクラックを生ずることもあります。

<原因>

パンクもしくはパンクに近い低圧状態での走行。

リムの擦れまたはリムカット

タイヤのビード部がリムと擦れて、部分的または全周に、こすれ傷や切り傷を受けている損傷。

  • リム擦れ:こすれ傷のあるもので、リムのフランジが接触する部分やビードベースに起こるものと、両方に発生するものがある。
  • リムカット:こすれ傷が進行し切り傷状態になったもの。
<原因>
  1. 不適合リムや変形、サビ付きの不良リムの使用。
  2. 空気圧不足や過荷重による走行中のビード部の変形。
  3. タイヤとリムの組み付け不完全。

チェーファー・セパレーション

ビード部のリムライン付近が部分的に、あるいは全周にわたってふくれている損傷。剥離はカーカスとチェーファー、チェーファーとチェーファー、チェーファーとトレッドのゴムの間に発生します。

<原因>
  1. 空気圧不足、過荷重によるビード部の異常な動きからくる接着力の低下。
  2. 過度の高速走行によるタイヤの発熱、ブレーキドラムの過熱による接着力の低下。
  3. 不適合リムや変形、サビ付きの不良リムの使用によるリム擦れの進行。

ビードワイヤー折れ

ビードワイヤーが折損した損傷。損傷部のワイヤー破断面は変形や衝撃で切断したものはささくれ状に、伸びにより切断した場合はカップコーン状になります。

<原因>
  1. 誤ったリム組み作業。
  2. 不適合リムまたは変形したりサビ付きの不良リムの使用。
  3. 空気圧不足、過荷重。
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